トラウマは「あると思うからある」
まず、トラウマという概念についてですが、それは「あると思うからある」のです。
例えば、「昔いじめにあった」という記憶があったとしても、それをトラウマと捉えるかどうかは、自分の感じ方次第です。
私自身も「いじめにあったことがあるか?」と聞かれれば、「あったと思えばあるし、ないと思えばない」という、少し曖昧な感覚を持っています。
なぜなら、どこからどこまでがいじめなのか、その線引きはとても難しいからです。
無視されたり、嫌なことを言われたりする経験は、多くの人が少なからず持っているものですよね。
実際、私が中学生の頃は「いじめ」という言葉自体が今ほど一般的ではなく、「いじめられていましたか?」と聞かれたら、「いいえ」と答えていたと思います。
しかし、その後「いじめ」という概念が社会的に確立されてから、「もしかすると、あの経験はいじめだったのかな?」と思うようになりました。
つまり、トラウマも同じで、「トラウマがありますか?」と聞かれたとき、「あると思えばあるし、ないと思えばない」ということなのです。
トラウマは、結局のところ、自分の認識によって生まれるものなのです。
これを聞いて、カチンとくる方もいるかもしれませんが……。
過去の記憶とトラウマの増幅
過去の記憶というものは、時間が経つにつれて、自分の中で少しずつ変化し、増幅されることがあります。
例えば、当時は大したことではなかった出来事も、何度も思い返すうちに、自分の中でどんどん大きくなり、まるで人生を左右するような大事件のように感じることがあります。
しかし、当時を知る人と話してみると、「そんなことあったっけ?」と言われることも少なくありません。
これこそが、記憶の曖昧さと難しさです。だからこそ、「トラウマはあると思うからある」という基本的な考え方を押さえておくことが大切なのです。
トラウマは周波数を変えるだけで消せる
実は、トラウマは思ったよりも簡単に解消できます。その方法は、「周波数を変える」ことです。
周波数とは、ラジオやテレビのチャンネルのようなものです。特定の周波数に意識を合わせることで、その情報が見え、感じ取れるようになります。
例えば、テレビで歌番組を見ていて、次にドラマを見たいと思ったらチャンネルを変えますよね? そうすると、前の番組は目に入らなくなります。
それと同じように、自分の周波数を変えることで、「トラウマがある世界線」から「トラウマがない世界線」へと移行することができるのです。
カウンセリングや潜在意識の書き換えと周波数の関係
この周波数の原理は、カウンセリングにも応用されています。
カウンセリングを受けた後に気持ちが軽くなったり、希望を感じたりするのは、周波数が変わったからです。
また、「潜在意識の書き換え」という手法も、本質的には周波数を変えることと同じです。
私自身、潜在意識の書き換えを受けたことも、提供したこともありますが、その瞬間、クライアントさんの周波数は確実に変わります。
ただ、多くの人は日常生活に戻ると、元の状態に戻ってしまいがちです。それは、普段の環境や思考習慣によって、周波数が元に戻るからです。
だからこそ、一時的な変化だけでなく、日常的に自分の周波数を整えることが大切なのです。
「ある」と「ない」の世界線
この考え方を理解すると、「トラウマがある世界線」にいるのか、「トラウマがない世界線」にいるのかを選ぶのは、自分自身であることが分かります。
この視点を持っていると、不安を煽るようなカウンセラーやセミナーに振り回されることも少なくなるでしょう。
世の中には、あの手この手で不安を煽り、それを解消するために高額なセッションを勧めるビジネスが少なくありません。
私自身もそういった業界にいた経験があるからこそ、「これはビジネスとして作られているんだな」と感じる場面が多々ありました。
トラウマの概念をしっかり理解していれば、そうした情報に惑わされることもなくなります。
まとめ
・トラウマは、あると思うからある
・周波数を変えれば、簡単に解消できる
・カウンセリングで気持ちが軽くなるのは、周波数が変わるから
今回のお話が、少しでもお役に立てれば嬉しいです。
あなたが本来の軽やかで自由な自分を取り戻せるよう、心から応援しています。
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